今回は、コロ、ウサ、りぃともう一人友達と大阪旅行で実際にあった話です。
優先席のことやヘルプマークなど障がいに関することをうさが書いてきましたが、今回エレベーターについて書いていこうと思います。
記事を読んでいただいて障がい者の移動について知ってもらえたら嬉しいです。
実際にあったエレベーターでのお話
ユニバーサルシティ駅でのエレベーター待ちで
ユニバーサルスタジオに遊びに伊丹空港からモノレールと電車を使ってユニバーサルシティ駅に行きました。
コロとうさは電動車いすに乗っているため、階段やエスカレーターで上り下りすることは難しいです。
駅に着きエレベーターに向かった時、大きなキャリーケースを1つ持った若いカップルがエレベーターを待っていました。
電車が着いたタイミングは混み合うので、電動車いすの私たちのグループの後ろにもベビーカーを引いた方が4~5組ほどはいました。
ですが、それを見ても平然とエレベーターに乗って上がっていました。
「エスカレーターないのかな?」
こう考えて、探してみてほしいです。
もちろんエレベーターに乗ってはいけないというわけではありません。
重たい荷物を持っているのはわかりますし、駅にエスカレーターがあることを知らないのかもしれません。
ですが、エレベーターでないと移動が難しい方はたくさんいらっしゃいます。
エレベーターになかなか乗れないことがあって急いでいる時とかすごく困っているんだ!
目の前の電車に乗れないこともあるし・・・。
譲ってくれる優しい人が神様に見える✨
うんうん。
すごくよくわかる!
優しい気持ちを持って譲ってくれると嬉しいな~♪
大阪メトロでのエレベーターで
大阪メトロのエレベーターに乗るときに、後からきたおじさんが結構無理やり乗ってこようとしました。
そのエレベーターは車いす2台と私とそのキャリーケース、もう一人の友達でぎゅうぎゅうでした。
結局友達が階段で上り、後から来たおじさんがエレベーターに乗りました。
そのおじさんは足が悪いと言っていました。
ただいくら足が悪いとしても先に待っていた人を押しのけて乗るのはどうなのでしょうか?
次のエレベーターまで待つことはできませんか?
コロナもあるし、急いでいるのはわかるけどエレベーターがぎゅうぎゅうの時に乗ってこられると困っちゃう。
コロナは障がいを持っていると重症化しやすいから密は避けたい!
でもエレベーターは乗らないと移動できないから、たくさん人が乗っている時は、次まで待ってほしいな。
エレベーターは車いすやベビーカーなど移動が大変な人が優先されるべきだとは思いますが、無理やり押しのけたり「優先なんだから譲れよ」という気持ちで、譲ってもらうのは違うと思います。
移動が大変な方がいた時は譲る気持ちと、譲ってもらった側の感謝の気持ちで、お互い気持ちよく移動ができるといいですね。
大阪駅出てすぐのエレベーターで
大阪駅から梅田スカイビルに行く時にエレベーターを探して見つけたのですが、駅ビルのエレベーターなのか、結構高い階まで上がるためなかなか来ないし来てもたくさん人がいて全然乗れませんでした。
何本か見送り、やっと人は多いですが、乗れそうなエレベータが来たので車いす2人にエレベータに乗ってもらい私と友達はエスカレーターに乗って下で待ち合わせしました。
どうしてもエレベータになかなか乗れない時は、車いすの2人だけエレベータに乗ってもらって介助者であってもエスカレーターを使うこともあります。
ただ、何かあった時のことを考えると介助者も一緒に乗れることがベストです。
移動が大変な方を見かけたら、目的階に行く途中であってもエスカレーターに乗るという選択も検討してもらえると嬉しいです。
最後に
今回は、「その移動エレベーターでないとダメですか?」というタイトルで車いすユーザー2人と介助者2人での大阪旅行で実際にあった話を書いてきました。
今回は大阪での話だけどこれは大阪に限った話ではなく、首都圏や他の旅行先でも同じような経験をしたことがあるよ。
今回の旅行で周りにたくさん助けてもらったこともあるけど、大阪は人が多くてエレベーターは大変だったね。
エレベーターでないと移動が難しい方はたくさんいらっしゃいます。
また、今は移動に何も不自由がなくても今後、子どもが生まれてベビーカーを引いて移動することになるかもしれませんし、事故やケガ、病気で車いすに乗ることになるかもしれません。
自分がエレベータでないと移動が難しい立場になった時、周りにどんなことを思いますか?
どうしてほしいと思いますか?
混み合う駅やビルのエレベーターで移動が大変な車いすの方、ベビーカーを引いている方など見かけたら是非エスカレーターでの移動を検討するなどして譲ってもらえると嬉しいです。
ただエレベーターに乗る権利は誰にでもありますし、様々な事情があると思うので、譲ってもらう側も感謝の気持ちを忘れず、気持ちよく移動ができるといいですね。
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