「車いす×美女」笑わせ×モデルのうさちゃんです!DisabilityLogでは、SNSインフルエンサーとして、障がい者に役に立つ情報をたくさん発信したいと考えております。美容、旅行、観光、音楽、写真など趣味に絡めたことも楽しく情報提供していきます。
今回は多くの車いすの方がよく利用する交通手段である、電車とバス、モノレールについてお話をしたいと思います。
車いすの方って電車に乗る時、バスに乗る時の実際にどうしているのか写真が見たい。
結構、車いすの方って、電車やバスってどうやって乗るの?って聞かれること多いんだよね。だから車いすユーザー当事者がみんなにわかるように写真を撮ってきたの。
おおお!!うさちゃんありがとう♡みんなのために写真を撮って来てくれてたなんて。
私も電車はよく乗るけど、バスはあまり乗ってなかったから、みんなの参考になるね。
私も車いすでバスに乗っているケースを見る機会が少ないし、通勤の時はどうしているのか知りたかった。写真付きでお話ししてくれるのはありがたいな。
電車での車いすの乗り方
有人改札の駅員へ連絡する
私の場合は、疲れやすい障害もあるため、電車は通勤ラッシュを避けて乗っています。
電車とホームの隙間が大きいと自力で車いすを上げて乗ることはできません。同じような時間帯に電車に乗るので駅員さんに乗車駅と降車駅にスロープを出してもらうように事前にやり取りします。
【JR】
いつも決まった時間に同じ経路で行く場合(通勤)は(他の方がいなければ)時間通り対応してくださるようになっていますが、
突発的に県外や県内でも遠いところに行くときは、上記の関係や他のお客様の対応で不在や少し待たされてしまい、2~3本後(30~40分待ち)に乗ることになることがあります。
その為、(大体20~30分以上)前もって家を出るように心がけています。
東京都内や県外の近郊地域では、車いすの方が、駅員を呼ばずに1人で降車できるように、電車とホームの隙間が狭くなっているところがあります。そうすることで、車いすの方でも自力でウィスリー(車いすの前輪を上げる)で電車に乗ることができます。
電動車いすで重さが重たくて対応していない機能ですね。
ピンクのマークは、それが対応しているエリアとなるそうです。
乗車
電車内にはこのように車いすスペースがあるところがあります。
広いのでありがたいです。窓も見れる席だと、外の景色も見れて嬉しいですね。
車いすで移動の乗車の時は、駅員さんが必要に応じて車いすを後ろから押して案内して下さったり、スロープを出して下さります。
降車
車いすで移動の降車の時は、駅員さんがスロープを出して下さったら自分で降ります。
また、押してもらう時は本人の希望により前から降りたり後ろから降りたりします。
乗車と降車については待っている人が全員乗車、降車してからになることがほとんどです。
最近は駅員さんに手伝ってもらうのは申し訳ないって思う方もいらっしゃいますし、何より乗車駅と降車駅の両駅に連絡してから電車に乗るため時間がかかります。それが大変で自分で乗って降りれるように電車とホームの隙間をなくしてもらう設備を整えて下さったことに感謝しています。この事例は東京都内や周辺の一部だけなのでもっと広がってほしいですね。
そうしたら、高齢の方やけがをしている方、歩くのが大変な方や、ベビーカーにも優しい世の中になりますよね。
少し残念なのは、大きい駅だと、駅の案内が委託化されて他会社の人が対応していることでうまく連絡がいっていなくて数十分待っても忘れられたり、電車に乗せてもらえない事がありました。
ありがたいこともありますが、残念な事もあるという事を知ってもらい、残念な対応は今後なくなっていったらありがたいです。それが新の「バリアフリー」にも繋がります。
2023年3月から、障害者用Suica、来春開始「自動改札で割引適用」されます!
障がい者割引が適用されるお客さま向けの新たな IC カードのサービスの概要について
嬉しいニュースの半面、どこまで障がい者や介助者が対象になるのかなど、該当年月に近くなったら記事で感じたことを書きたいと思っています。
バスでの車いすの乗り方
乗務員が来て下さる
私の場合はいつも決まった時間に乗っていて、そのことをバスの運転手の人も良く知っているため、なんと私がバスに来る前からスロープを出して下さります。その為、(1分)くらいで乗ることができています。ほんとに心優しいですね。ありがとう。
よく複数人で待ち合わせして私の車いすを押してバスに乗せて下さる人やスロープを出したり、しまったりする人と担当者でもないのに積極的にみんなで協力している姿にとても感動しています。
ノンステップバスだと乗るときに高さが低いため歩いていく方でも乗りやすいですね。
乗車
車いすの方もバスに乗れるように元から簡単に折りたたみができるスロープで運転手の方が出しやすくていいですよねってお話しされています。
バスの運転手がスロープを出して、後ろから車いすを押して下さります。
手すりもついていてありがたいですね。
●乗る場所について
普通の座席を車いす席だけ2つ折りたたんで車いすが入るようになっています。
車いすに固定ベルトもありますが、毎日バスを利用しているし、時間がかかることもあり車いすについてるブレーキだけで特に固定ベルトまではやっていません。
降車
バスの運転手がスロープを出して後ろから車いすを降ろして下さります。
バスから電車に乗るまでの時間が短かった時、「先に車いすのお客さんを下すのでお待ちください。」と行ってすぐに車いすの私を先に降ろして下さったのはとても助かります。
大体の場合は、一番最後に降車することになると思いますが。
モノレールでの車いすの乗り方
有人改札で駅員を呼ぶ
有人改札の窓口にどこからどこまで乗りたいと駅員さんに希望を伝えます。
エレベータに乗って、駅のホームで待ちます。
(2~3分)数分したら、乗務員が来て下さります。
普通の健常者と同じ待ち時間で、数分で対応してくれるのでとてもありがたいです。
乗車
行きは駅員さんがいるのでモノレールの担当者がスロープを出して、後ろから車いすを押して下さります。
降車
モノレールの運転手がスロープを出して、後ろから車いすを押して下さります。
モノレールは対応が素早くて、とてもありがたいです。
まとめ
◆車いすで電車やバスやモノレールに乗る乗り方
- 駅員を有人改札で呼ぶと時間は少しかかるが来て下さる
- スロープを出してくださる【バス、電車】
- 車いすの人でも届くボタンがある 【バス】
車いすに乗っている方の公共交通機関のバリアフリー事情についてまとめました。車いす生活は、とにかく外出時に不便なことや困ることが多いです。最近では、電車やバスはバリアフリー化が進み、車いすの方が困ることを少しずつ改善されていますね。
前回は主に、車いすで電車に乗るときに困るような「時間」、「天候」、「就職先選び」のことを載せていますので「車いすの方の公共交通機関利用」の投稿もあわせてご覧ください。
日本では以前から、駅やバスなどはバリアフリーが未設備な所が多くありましたが、日本で東京オリンピック・パラリンピックが開催されることが決まった年前後(2020年)から急速にバリアフリーの設備が整いはじめました。
ですが、新しい取り組みは、そのバリアフリーが本当に車いす生活の人の困ることを解消してくれているのか、やってみないと分からないことも多いのが現状です。
通勤などの日々の生活で利用させて頂いている電車やバス、モノレールについて大体どのくらいで乗ることができるのか。駅員さんやバスの運転手など伝え先の人や手段が変わると、やはりそれなりに時間がかかってしまいますね。
JRの電車に乗るときは、乗りたい時間から逆算して結構前もって乗るから家を早めに出てる。結構大変なの。他社の電車は、エレベータの近くに警備員がいて普通の人が乗りにくいようにして、本来乗りたい車いすの方や何かしら障害のある人が優先的に乗れるように工夫してくださっているので、JRの電車だけができないってことはないと思う。社内のルールや人々の意識が変わってくれたらうれしいな。
ほんとに困りますよね…
就業や移動でお困りなユーザーに対して、通勤手段や時差出勤、在宅勤務といったような配慮があると、とても助かります。
公共交通機関の方々が対応してくださることで日々の生活で、車いすユーザーの多くの方は移動ができているので、ご案内やスロープを出して乗車、降車の対応にとても感謝しています。
もっと車いすの方が街歩きできたら、バリアフリーが進みそうですね。
次回の記事で、「優先席に関連すること」について記載するのでぜひお楽しみに。
コメント