「車いす×美女」笑わせ×モデルのうさちゃんです!DisabilityLogでは、SNSインフルエンサーとして、障がい者に役に立つ情報をたくさん発信したいと考えております。美容、旅行、観光、音楽、写真など趣味に絡めたことも楽しく情報提供していきます。
みなさん、最近駅や街中で「ヘルプマーク」をつけている方を見かけるようになったのですが、ヘルプマークとは何のために作られたマークか知っていますか。
健常者の立場からすると誰のためのマークなのか、ちょっとわからないな。
私もあまり見かけたことがなかったから、「ヘルプマーク」について実はわからなかったりする。うさちゃんは知っているの?
実は最近知り始めたんだ。私は通勤で駅を利用しているから、「ヘルプマーク」の方が電車に乗っていたり、駅の改札を通ったり、街中でよく見かけたのがきっかけで、知るようになったんだ。みんなに知ってもらいたいから紹介するね。
ヘルプマークをつけている方を見かけたらどんな配慮をしてあげたらいいの?
赤いハートとプラスが描かれているマーク「ヘルプマーク」を最近駅で見かけるようになりました。
外見では障害がわかりにくいけど、配慮して欲しいことをお知らせしているマークになります。
ヘルプマークの対象者を「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていて、配布を希望する方々です。 しかしながら、身体機能等に特に基準を設けているわけではありません」「ヘルプマークの配布に当たっては、必要な都民の方々が円滑にマークを活用することができることに配慮し、特に書類等の提示は必要なく、お申し出に対しお渡しすることとしています」「マタニティマークと同様、御家族等が代わりにいらっしゃる場合も、お渡ししています」としている。
ウィキペディア
2012年10月よりサービス開始。されたそうですね。
さて本題になりますが
「ヘルプマーク」をつけている方を見かけたらどんな配慮をしてあげたらいいのか。
解説します。
大きく分けて3つあります。
電車・バスで席を譲る
外見上、健康に見えても、疲れやすい・つり革につかまり続ける等の姿勢保持が困難な人への配慮。
駅や商業施設等での声掛け等
交通機関の事故等、突発的事象に対して臨機応変に対応することが困難な人、起立・歩行・階段昇降等の動作が困難な人への配慮。
災害時における安全避難の支援
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい人、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な人への配慮。
等をしていただけるとありがたいですね。
最近は駅の通路やエレベーターに掲示されるようになりましたね。
街中でよく声をかけて下さっている方にはありがたいよ。毎回とても感謝しているよ。
でもちょっと曖昧な時があるんよね。例えば、自販機の所で「何かお手伝いしましょうか。」、「車いすマークの駐車場」で待っているときに「何か困ったことありますか。」って聞かれることがあるんだよね。
確かに、抽象的だと困るよね。声をかけてくれるのはとても嬉しいんだけど。
私は、具体的に「こうして欲しい。」っていう事が、健常者からしてみるとわからないときがあると理解しているので。こうなることもあるのだと感じています。
なるほどね。うさちゃんは、どんな時に手伝ってもらえるとありがたいのかな。
例えば、車いすに乗っているので街中で、ハンカチとか物を落とした時に拾ってもらえるとありがたいし、段差があってお店の中に入れなかったときは、一緒に車いすを運んでくださる方がいるとありがたいし、車いすで通っているときに、通路が狭くて車いすに引っかかって、棚からお店の商品を落としてしまうことがあるんだよね。それを気が付いた人が声をかけて元に戻してくれたり、高い位置にある商品が見たかった時に声をかけて、「取りましょうか。」って言ってくれるのもうれしいな。
なるほどね。車いすに乗っているとどうしてもできない事がたくさんあるのがわかりました。落としたものを拾うのが難しかったり、届かないところに商品があったりしますからね。
見かけるようになったことは良い事だと思いますし、自信をもって「ヘルプマーク」を隠さずにバッグなどに身に着けて、自分は何かしら障害があるんだ。助けて欲しい。席を譲ってほしい。って気軽に言える、マークを出せる世の中になってよかったなと思います。
私が学生のときは「ヘルプマーク」を見かけなかったな。
「マタニティマーク」も見かけるようになってきましたね。妊婦の方なので、できるだけ譲ってあげて下さいね。
ヘルプマークはどんな人がもらえるの?
ヘルプマークの対象者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていて、配布を希望する方々です。
しかしながら、身体機能等に特に基準を設けているわけではありません。制度が悪用されないように対策も必要ですね。
ヘルプマークはどこでもらえるの?
都道府県や市によっては異なることがありますので、各住まい地でご確認ください。
配付希望者の申し出により、以下の窓口で配布しています
- 各市町村障害保健福祉担当課
- 県健康福祉センター
例は千葉県のになります。下記のリンク先をご参照ください。
私が住んでいる市では、
「ストラップ型ヘルプマーク」を
- 各区保健福祉センター高齢障害支援課
- 各区保健福祉センター健康課
- 障害者自立支援課
- 障害者相談センター
- ●●市障害者福祉センター
- ●●病院
- モノレール有人駅(●●駅)
で配布しています。
障がい者の人は「ヘルプマーク」を持っているの?
私も学生時代の時から車いすをよく使っており、たまに杖を使っていました。
ところで、うさちゃんは「ヘルプマーク」を持っているの?
私は元から車いすに乗っているから、わざわざ「ヘルプマーク」をつけなくても、周りの人が声をかけて下さることが多いからもらったことがなかったんだよね。あと、どこでもらえるのかも知らなかった。
私もうさちゃんと同じ意見だよ。外見でわかるからわざわざ必要ないっていう事だよね。
車いすに乗らないで「杖」をついて電車に乗ることがあったんだけど、これも車いすの件と同じで、「杖」をついているから何かしら足が不自由な人だから長時間立っているのはつらいってことがわかるんだよね。でもこれは私の例で、やはりつけていた方が他人にサポートしてもらえるからって理由で、「車いすや杖」であってもつけている人は多いよ。
逆に「ヘルプマーク」をつけていることで、事件とかに巻き込まれたり、変な思いをされたくないっていう理由でつけてない人や、私が言ったように、元から外見で障害者だってわかる人はつけなくてもって言う人もいるよ。ほんと人それぞれだと思う。
なるほど。確かに「車いすと杖」は外見で何かしら障害があるってわかるから「ヘルプマーク」をつけてない人もいるのか。健常者の方でも知るきっかけを与えてくれるブログ記事にしてくれてありがとう。
どういたしまして。
まとめ
ヘルプマークをつけている方を見かけたらどんな配慮をしてあげたらいいの?について簡単にまとめると
・電車・バスで席を譲る
・駅や商業施設等での声掛け等
・災害時における安全避難の支援
外見では分からないが何かしらの配慮が必要な「ヘルプマーク」のことを理解していただけましたか。街中で見かけたら譲ってあげたり、積極的に声をかけてあげてね。
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